最近、私はレスキュー要員としての稼働が増えました。
新しいドライバーが増えた影響?荷量が増えた影響?
まったく理由は分かりませんが・・・。
レスキューに行って気になったことがあったので今回記事にしてみました。
その気になったこととは・・・
「レスキューされるドライバーは今から配達する荷物が荷台のどこに積んであるか把握できていない」という事です。
どこに積んでいるか把握していないということは、荷物を出すのに時間を費やしているという事です。
例えば、配達中にこんなことないですか?👇
- 「あれ?荷物どこ積んだっけ?」
- 「おいおい!荷物無いよ。ステーションの人入れ忘れてるだろ!…あっ、あった。」
- 全てのドアを全開で探す。
- 「最悪、荷物無くしたかも⁉…あっ、あった。」
「私だ…。」と思った方は是非この記事を読んでください。
あなたの配達速度を向上させるヒントが書いています‼
そもそも「レスキューってなに?」と思った方は、こちらの記事を読んでください👇
前置き
これから説明する文中に「配達の早い人」という表現が出てきます。
配達が速い、遅いの具体的な定義がなかなか難しいので私の記事に書いている「配達の早い人」というのは「未配を出さないドライバー」、「レスキューされないドライバー」という意味でご理解ください。
逆に「配達が遅いドライバー」とは、「未配を繰り返すドライバー」「よくレスキューされるドライバー」を指します。
荷物を出す時間の重要性
「必要な荷物がどこに積んであるのか把握できていない」ドライバーは、配達する荷物を車から出すのに時間が掛かっています。
それが未配(レスキューが必要な状況)を出してしまう大きな要因としてあげられます。
なぜか?
例えば、こちらをご覧ください。👇
Aさん 荷物を出す時間 平均15秒だとしましょう。
Aさんがもし120個配達したとすると、15秒×120個で1,800秒(30分)かかったことになります。
次に同じ条件下でBさんがやったとしましょう。
Bさん 荷物を出す時間 平均30秒です。
Bさんが120個配達するとAさんの倍ですから1時間かかります。
ということは、AさんとBさんの差は30分です。考えてみてください。
30分で何個配れますか?
もし、Aさんが配達時間に余裕のない物量とエリアを配達した場合、Bさんが同じ条件だと確実に未配を出します。
それだけ荷物を出す時間が未配(レスキューが必要な状況)に関係しているという事です。
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「積み方が重要」を勘違いしている
配達を早くする為には「積み方が重要」と聞いたことありませんか?
積み方が重要と言っている大きな理由は
荷物がどこに積んであるかを把握し、素早く荷物を出す為です。
具体的な積み方については、別の記事で書いているのでよかったら参考にしてください👇
しかし、配達の遅い人は荷物の積み方によって「配達が速くなる」と勘違いしていることが多いです。
意味わかりますでしょうか?
分からないですね。
次に詳しく説明します。
荷物を出す作業=カルタ
私が思ったのは荷物を出す作業はカルタと同じだと思います。
カルタには、読み札を読んで絵札を取り合いますよね?
それを荷物を出す作業に例えると👇
読み札 = アプリ上にある配達先情報
絵札 = 荷台にある荷物
カルタで素早く絵札を取る為には何をしますか?
例えば、バラバラに置かれている絵札より五十音順に並べた方が早く取れませんか?
荷物も同じことが言えます。
積み方=絵札の並べ方という事です。
配達を始めたばかりの人はその重要性を理解していないので、バラバラに並べられた絵札で勝負している状態と言えます。
なので、「積み方重要ですよ!」=「絵札並べないと勝てませんよ」と経験者は教えているわけです。
ご理解いただけたでしょうか?
では、次のステップに移ります。
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私がやっていること
いろいろ工夫して積み込みはしたものの、配達の中盤になると結局荷物がグチャグチャになってしまったりしませんか?
私も最初はよくグチャグチャになっていました。
でも、今はそんなことありません。
あっ、でも見た目はグチャグチャです。
人から見たらグチャグチャですが、頭の中では整理されているので必要な荷物はすぐに取り出せます。
慣れてくるとそうなるはずです。
でも、慣れないうちは大変なことになるのでそうならない工夫をお伝えします。
バックの荷物は常に戻す
必要な荷物がバックの手前に入っていればラッキーなのですが、ほとんどは奥の方にあったりします。
そうなると、必要ない荷物を一旦出す必要があります。
で、出しっぱなしで次の物件に向かってしまうと必ずどれがどのバックの荷物だったか分からなくなりませんか?
グチャグチャの第一歩はそれです。
それを改善する為には、戻しましょうです。
もう少し細かくお伝えすると
・パッケージは出しっぱなし(固めて置いておく)
・箱の荷物は戻す
注意点としては、パッケージを固めて置くときはしっかり固定させて下さい。
バックの上に置くだけだと滑って別の荷物と混ざって結局、大捜査しないといけません。
ご注意ください。
戻すことによる手間
一度バックから出した荷物を戻すと、時間のロスがあるように感じるかもしれません。
しかし、一度やってみてください。
慣れれば動きも早くなりますし、どこに行ったか分からない荷物を探すより最終的には戻した方が速いはずです。
一度触った荷物はチェックしておく
これはカルタと同じです。
カルタを早く取るにはどこにどの札があるか記憶しようとしませんか?
荷物も同じです。
私がやっているのは、名前を見てあだ名をつけたり友達の名前と一緒なら「おまえか~」みたいな感じで頭の中で会話してます。
実際に声に出していたら、周りから変な目で見られ状況ですね。
まぁ、そうやって「記憶」しようと心掛けています。
是非、試してみて下さい。
慣れてくると、バックの中が残り10個以下なら情報を見なくてもパッと目的の荷物を出すようになります。
残り40ぐらいで荷室を整理
配達も終盤になってくるとバックも全て口が開いていたり、不在の荷物もあったりしている状態だと思います。
残り40個ぐらいからは、これまで以上に素早く取り出せるように一旦荷物を整理した方が良いでしょう。
荷物のID番号順であったり黄色いシールの番号順であったりなんでもいいので改めてすぐに出せるよう並び替えて下さい。
まとめ
改めてポイントを確認すると
・ドライバーの配達速度の差は荷物を出す時間の差である
・荷物を出す時間を短縮=配達時間の短縮
・積み方によって早い・遅いはない
・荷物を早く出すために積み方を工夫する必要がある
もっとザックリまとめると
カルタ最強=配達が速い
ということです。(無理やり)
いかがでしたでしょうか?
読んでいただく方がどうやったら分かり易いか考えた結果、カルタにいきつきました。
それが結果的に分かり易かったかは不明ですが、お役に立てれていることを願います。(笑)
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