今回は軽貨物宅配で最も重要な「荷物の積み方」について私の考え方や実際にやっている積み方までをお伝えします。
荷物の積み方と未配は関係あるの?と思った方は是非この記事を読んでください。
初心者の方はもちろんですが、未配を繰り返している方であったり、積むのに時間が掛かって困っているっといった他にとっては問題解決のヒントになる情報もあるので是非最後までご覧ください。
このブログでは、私がフリーランスになってからの活動に関する情報を発信しています!
私は2020年10月から軽貨物事業を始めて12月からはアマゾンフレックスをメインに稼働している為、記事としてはアマゾンフレックス関連が多いです。
前置き
これから説明する文中に「配達の速い人」という表現が出てきます。
配達が速い、遅いの具体的な定義がなかなか難しいので私の記事に書いている「配達の早い人」というのは「未配を出さないドライバー」、「レスキューされないドライバー」という意味でご理解ください。
逆に「配達が遅いドライバー」とは、「未配を繰り返すドライバー」「よくレスキューされるドライバー」を指します。
積みの重要性
よく、軽貨物宅配をしていると先輩ドライバーから
「積み方はめちゃめちゃ重要だよ」と言われていました。
ただ宅配を始めたころは、なぜそんなに「積み方が重要」なのかは分かりません。
という事で、そこからお伝え致します。
未配を出さないドライバーと未配を出してしまうドライバーの大きな違いは
なんだかわかりますでしょうか?
それは・・・ズバリ。
荷物の出す速さが違います。
荷物を出す速さというのは、配達先に到着して荷台から必要な荷物を探して出す部分の速さという事です。
この時間の差が最終的に配達時間の差に大きく影響しています。
積み方と荷物を出す速さの関係とは?
想像してみて下さい。
荷物を出す時間 平均15秒のAさんがいたとしましょう。
荷物を出す時間 平均が30秒のBさんの2人で比較しましょう
そんな2人が120個配達したとすると、
Aさん 15秒×120個で1,800秒(30分)
Bさん 30秒×120個で3,600秒(1時間)
その差はなんと30分あります。
まぁ、厳密に言えば後半にかけて荷物が減ると差がなくなるのでこんな単純計算で良いのかという考えもありますが、説明の為に極端な例えでお伝えしていることをご理解ください。
とにかく、荷物を出す時間だけでこれぐらい差が出るので
初心者の方であればそれ以外に「配達先を探すのに時間が掛かったり、アプリの操作に苦戦したりで」不慣れなことが多いわけですから、
最悪1時間以上の差が開いてもおかしくないわけです。
そして、結果的に「未配が発生する」という事になります。
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皆さんはどれぐらいでしょうか?
もう少し「積みの重要性について知りたい」と思った方は👇こちらをどうぞ
では次に
私がやっている荷物の積み方について一連の流れをお伝えします。
ここからは人によって絶対に違いが出るので「これがどこよりもずぐれた方法だ」という事ではなく
あくまで、未配を出さずに何とかやっている奴のやり方として捉えてください。
もし、参考にしようと思っている方は、私のやり方をベースにして、あとはご自身で微調整制て頂けたらと思います。
ではお伝えします!
積む前に確認すべきこと
荷物を積んでいて「あれ?載らない!積み直しだ~。」みたいなことありませんか? 周りは積み終わって出発していって焦ってしまった経験もあるかと思います。
なぜそのようなことが起きるのか・・・。
それは、荷量をしっかりと把握できていないからです
当たり前ですが、荷物の量や荷物の形状によって毎回積み方を工夫する必要があります。
一度積んだことがある方なら知ってると思いますが 短時間のブロックを除けば、基本的にバックに入っている荷物とバックに入っていないバラの荷物です。
これを見て、荷量をザックリ判断して積み方を決めていきます。
ではどうやって荷量を把握するか?
それは…
この2つ目のカゴにどれだけ荷物が入っているかで
バックをいくつバラスかを決めていきます。
で、私が独自で決めた基準はこちらです。
バックをバラす基準
では、具体的な判断基準を参考までにお伝えします。(あくまで目安です。)
👇こんな感じです。(荷量総数目安は、60~100個)
荷物の大きさは毎回違いますが、カゴの大きさは一定ですのでそれを基準に判断してみてください。
あとは、積み込みに進みます。
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バラすバックの選別方法
これはドライバーによって異なると思いますが、バラすバックは基本的にバック内の荷物が少ないのを選びましょう。
結局、荷物を全て載せるには無駄な空間を無くす必要があります。
なので、一番スペースを無駄にしているのがちょっとしか入っていないバックということです。
補足事項
バラの荷物でLサイズの箱が多い時は残すバックの量は4個残しで残りはバラすイメージです。
ステーションによって2つ目のカゴにバラではなく、バックに入っているみたいです。
その場合の判断方法は、2つ目のカゴに入っている荷物の高さを見てください。
荷物の高さが2/3以上であれば、バック3残しで残りのバックはバラすと確実に乗ります。
では、積み込みに進みます。
積み込み位置の基本
基本的な荷物の積み位置はアマゾンフレックスが出しているマニュアル通りです。
以下の内容となります。
運転席すぐ後ろにバック2つ👇
助手席後ろにバラの荷物👇
荷台に後ろにバック4つ👇
ポイント→バラの荷物が多いと入りきらないのでバック内の荷物をバラして積みます。
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積み込む順番
積み込む順番は人それぞれですが、参考までにお伝えします。
①運転席後ろにバックを2つ積みます。(最初に配るエリアのバック)
②バラ荷物を助手席の後ろに積みます。
③荷台後方にバックを積みます。
後方バックが4つ入らない場合は、地図を確認して最後に回りそうなエリアのバックをバラして積んで下さい。👇
配達の終盤は、荷量も減っているので荷物がバラバラでも比較的見つけやすいので、奥の方に積みましょう。
大きい荷物
バックに入っていない大きい・重い荷物の積み位置は、ハッチバック付近の出しやすい位置に置きましょう。
あたり前のことですが、奥に置いてしまうと出すまでにかなり時間かかります。
時間指定の荷物
時間指定の荷物はすぐ取り出せるようにしておくか積んでいる場所を把握しておく必要があります。
具体的には、置き場所を決めて固めておいておくor助手席に置いておくとすぐに取り出せます。
箱の置き方
バラ荷物を積むときに注意しておくのは、荷物の情報が記載されているシールの位置です。
情報シールは、荷物を少しずらして見えるように箱の向きを揃えましょう!
このちょっとしたことでも、探す時間が短縮されます。
まとめ
一番重要なのは、取り出したい荷物がどこにあるかを把握してすぐに取り出せるようにしておくことです。
荷物の形状や物量、回るエリアによって積み方を工夫する必要があります。ですので、これが全てにおいて正解ではないですが、基本的な部分で説明しました。
是非参考にしていただき、今回の情報がお役に立てたら幸です!
記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
ご意見やご感想頂けると嬉しいです。質問でもOKです。
もし、「読んでよかった!参考になった!」と思ったら
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コメント
アマゾンフレックスデビューをしました。
2回勤務しましたが、情けないことに2回ともレスキュー、
それも日に2回もして頂いてしまうという状態です・・・。
(かろうじて遅配だけはまだ出さずに済んではいます・・・)
個人事業主である以上、
自分を高めてしっかり仕事を完遂させようと考えていますが、
こうもうまくいかないと、アカウント停止も頭をよぎります。
ブログも勉強と思って読ませて頂いております。
これからもよろしくお願いします。
なべさん
ブログを見て頂きありがとうございます!
また、コメントありがとうございます。
アマフレデビューおめでとうございます。
2回稼働で両方レスキューですか。
初日という事ですかね?
私も最初はアマフレではないですが、先輩ドライバーにお世話になっていました。
みんな最初は同じですね。
ちなみに、最初の頃はナーサリー期間(お試し期間)だと思うので荷量は少なめのはず
ですが多かったのでしょうか??
アカウントが消えるのは気になるところですが、
初心者でアカウント消えた人をあまり聞いたことがないので
直ぐに消えるとは思いませんが、消えますかね?
ただ、配達ずっと未配を出し続けると可能性はありそうですね。
どうしても気になるようであれば、緑ベストの人に「あと何回ぐらいレスキューされたら消えますかね?」みたいな相談というか聞いてみるのもありですね。
具体的に「あと何回です。」とは言わないと思いますが、過去の事例は教えてくれると思います。
最初は色々不安なことばかりだと思いますが、私で良ければわかる範囲でお伝えします。
コメント欄は公開しますので、是非「お問い合わせ」(非公開)からでも気軽にご連絡下さい‼
Twitterもやっていますので、DMでも結構です‼
最後に大変恐縮ですが、なべさんにおすすめの記事をご紹介します。
これはある程度慣れてきた方向けなのですが、私が日々配達速度を上げる
為にやっていることをまとめた記事です。
https://freenotomo.com/haitatujyuyounatorikumi/
参考までにどうぞ
長々とすみませんでした。
お役に立てたら幸いです。
これかもら軽貨物ドライバー仲間として共に頑張っていきましょう‼
引き続きよろしくお願いします。