将来、軽貨物宅配はなくなる?

軽貨物配送【アマフレ以外】
コロナ渦をきっかけにさらに取り扱いが増えた宅配便

そんな中、これからの宅配はどうなっていくのか?

今回は、注目を集めているドローンによる宅配の現状を解説します。

フリーのとも
フリーのとも

この記事はこんな方へ向け内容です。

・今後の宅配はどうなるの?
・軽貨物事業は無くなる?
・ドローン配送になっていく?

そんな疑問を解決します!

宅配便の現状

近年の宅配便取扱個数は、コロナの影響もあり増加しています。

国土交通省のデータ👇

2)宅配便の概況
調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、415,780千個(前月比120.3%(季節調整済み106.2%、前年同月比113.0%)であった。

引用:「国土交通省」 トラック輸送情報(令和3年3月分)

皆さんも昔に比べ、ネットで購入する機会も増えていませんか?

私も、それほどすぐに必要なければネットで買うようになってますね。

そんな身近な存在ですし、なんといっても便利ですので今後もまだまだ需要はありそうです。

ただ、配送に関して考えるとそこには大きな課題があるようです。

では、その課題についてみていきましょう。👇

宅配の課題

これだけ拡大している宅配ですので、それに伴う課題がいろいろと出てきています。

その課題は、企業に限らず国も社会問題として考えています。👇

令和3 年4 月の宅配便再配達率は約11.2%でした。
 国土交通省では、トラックドライバーの人手不足が深刻化する中、再配達の削減を図るため、宅配ボックスや置き配をはじめ多様な方法による受取を推進しています。
 今回の調査結果は前年同月(約8.5%)と比べて約2.7%ポイント増となりましたが、これは全国一律の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言発出による外出自粛要請等の影響があった前年同月と比べ、在宅時間が減少したこと等が影響したものと考えられます。なお、今回の調査結果は緊急事態宣言が発出されていない昨年10 月(約11.4%)と比較すると約0.2%ポイント減となりました。
 今後も本調査を通して再配達の発生状況を継続的に把握し、関係する皆様とともに再配達削減に取り組んでまいります。

引用:国土交通省 「宅配便の再配達率は約11.2%~令和3 年4 月の調査結果を公表~」

その課題というのが「再配達」です。

再配達を行うことによる問題とは

①再配達をすることによるCO2排出の増加

②再配達をする為に必要なドライバーの不足(実際にはドライバーへの労働負担が
大きい)

再配達率なんと11.2%‼

ドライバーをしている私としても、再配達はあまりしたくないので再配が増えると嬉しいですね。

上記は国としての視点でとらえました。

ただ、一番負担になっているのは企業側と言えます。

この再配達によって掛かるコストは大きいと思います。

勿論、私たちドライバーへの負担もかなりあります。

なので、企業もいろいろ対策を考えています。👇

企業の対策

企業としては、再配達にかかった人件費や管理費が重のしかかります。

金額に換算したら相当な額でしょう。

また、ドライバーの確保も困難な状況といえます。

なぜか?

企業としてもいろいろと対策を考えています。

  • ヤマト運輸「置き配」への取り組み
  • 宅配ロッカーの設置
  • コンビニ受け取りへの移行
  • アプリによる配達の効率化

などなど、いろいろ取り組んでいます。

しかし、これは短期的な対策ととらえるべきです。

というのは、今後の課題として重く受け止めるべきなのが「人材不足」

引用:国土交通省

軽貨物ではなく、トラックドライバーの情報ですがすでに14万人のドライバー不足が発生しています。

かなり深刻な問題です。

そこで各企業、取り組んでいるのが「ロボット化」というわけです。

企業の取り組み状況

国内では、日本郵政や楽天がドローン配送に取り組んでいる

引用:日本郵政

日本郵政は、2023年を目途に実用化を目指いしているようだ。👆

次に楽天は?

引用:楽天ドローン

楽天も日本の各地で検証を行っている模様です。

最近ニュースにもなっていましたね。

では、海外勢のAmazonはどうなのか?

調べたところ、Amazonは自律走行のロボット作ってるみたいですね。

現在ではアメリカで限定的に運用しているとのこと。

フリーのとも
フリーのとも

てか、どこに荷物載せる? これ👆

また、ドローンの配送検証も進んでいるという。

引用:Amazon prim Air

米国、英国、オーストリア、フランス、イスラエルなどの複数の国でテストしているとのこと。

日本でのテストはいつかな?

将来の宅配業は?

今回調べてみた結果、

多くの企業がロボット化配送に多額の投資をして検証を行っています。

しかし、まだまだ検証段階であることから都市部の実用化はかなり先になりそうだ。

とはいえ、着実に進めていることから少なからずドローンへの移行は確実に行わると思われます。

では、将来の軽貨物はどうなるのか?

フリーのとも
フリーのとも

私の予想では、軽貨物事業はなくなるでしょう。

かなり先だとは思いますが…。

配送に限らず、多くの職種で機械化は進んでいます。

頭に入れておかないといけないのは、10年先は今とは違う仕組みなっている可能性は大いにあります。

まとめましょう👇

まとめ

宅配便の今後についてまとめると

  • 宅配便の課題は「再配達」であり、国としても社会問題として受け止めている
  • 「再配達問題」の具体的な理由は、「CO2排出」と「人材不足」
  • ドライバーの高齢化と人口減少が今後さらに人材不足を加速させる
  • 企業は人材不足や多様なニーズに対応するために機械化配送に高額投資している
  • 日本郵政、楽天、Amazonなどが本格的にドローン配送を検証している

このまま機械化が進めば、現状の宅配は大きく変わります。

今の宅配業が10年後も同じように稼げるかは疑問と言えるでしょう。

しかし、ネガティブに捉える必要はないと思います!!

なぜか?

それは、何事も仕組みが変わればそれに伴う新たな労働が生まれると思われます。

例えば、ドローン配送が進むとこんな労働が発生すると考えられます。

あくまで想像なので参考程度でご認識ください。

  • ドローンの配送管理の仕事
  • 倉庫の管理(宅配需要増加に伴い)
  • ドローン受け取り場所設置工事
  • ドローン配送下請け

とこんな感じでしょうか。

このように、仕組みが変わることによって新たなビジネスチャンスが必ず発生します。

私はそのチャンスをゲットしていきたいと考えていますよ!!

いずれにしても、今後の動向についてはしっかりとアンテナをはって新たな仕組みに対応する事業を検討していけば、今以上の成果が期待できる可能性があると考えています。

また新たな情報が入れば発信していきたいと思います!

フリーのとも
フリーのとも

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